初めて中津店に行ったのは、1980年代中ごろだったと思う。「
チャイ」を知ったのもこのお店。
アジアに強烈な関心が出始めたのもこの頃だったのかもしれない。
カンテ年表によると、1980年には「ラッシー」や「サモサ」もすでにメニューに登場していた。1985年にはアメリカ村店もオープンする。「Nudist Peach(
NP)」という服屋も併設していた。
NPは、日本でデザイン、パターンを起こしたものをインドやネパールに持って行って、現地で生地を調達、現地の工場で縫製した服で、ショップではアクセサリーや笑える雑貨もあった。今でこそ
アジアでのOEMなんて珍しくないけど、当時としてはかなり画期的だったと思う。デザイナーがリアルにパターンを背中に担いでインドやネパールに行ってた。
もちろん、当時から
エスニック・ファッション専門店というのもアメリカ村にはあったけど、東南
アジア諸国やインドの現地のお土産として売られているようなものをダイレクトに輸入したものばかりだったから、なかなか着こなすのは難しい。
NPの服は、もちろん
エスニックテイストはあるけど、日本人デザイナーだったこともあり、わりと抵抗無く着れる。正確に覚えていないけれど、映画「
ウンタマギルー
」で小林薫の衣装として採用されていた。

(
Wikipedia:ウンタマギルーへ)
現地の大胆なプリント生地をさらに染色したシャツやテクスチャーが面白い厚手のコットンのワンピース、どれもかわいかった。イメージを最近のブランドにたとえると、
「COCUE」が近い・・・かも。大ファンだったので、
NPの服はたくさん持っていたけど、今、手元に残っているのは、上の写真のポーチだけとなってしまった・・・(泣)。粗悪なナイロン製、偽ミッキーとドナルドのプリントが笑える。
飲食と衣料をセットで展開するのも、当時としては画期的だったし、
エスニックはあくまでもスタイルの一要素としてさらりとやってる感じが面白かった。
NPはもうないけど、
カンテ・グランデは相変わらずの人気。
カンテ・グランデ 中津店
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