アジアの好奇心~KajengKliwon
アジア(とりわけ島)はなぜ好奇心をかきたてるか?その疑問を追究したいと思います
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アジアに惹かれるこの感覚をネット上のメディアなども使って具体化、普遍化させるべくブログに取り組んでいる。目標300記事。

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ミッキー・ハート01★Book024
2008/10/03 01:12 [Fri]
category:Book
以前、アジアへの好奇心が、打って(振る、たたく、はじかせる)音を出す、響かせる行為に伴う身体感覚とどこかでどうにか関連しているような気がするというようなことを少し書いた[過去記事:打楽器・打鍵楽器01★雑貨012] 

ドラム・マジック―リズム宇宙への旅ドラム・マジック―リズム宇宙への旅
(1994/10)
ミッキー ハートジェイ スティーヴンス

商品詳細を見る


グレイトフル・デッドのドラマー、ミッキー・ハートがドラム、パーカッションのマジカルなパワーの謎を追う旅の記録。

親愛なる皆さんへ
僕はドラマーです。生まれてからずっとドラムやその他のパーカッションを演奏してきました。そしてもろもろのものに加えて、音楽、とくにパーカッションが人間の精神と肉体に影響を与える、なみなみならぬパワーを持っていることに気がつきました。多くの文化において、パーカッションは儀式や宗教的場面で使われてきました。神話や伝説の多くがパーカッション楽器の起源を題材とし、そうした楽器の出す特殊な力を描いています。
民話・伝説・神話・物語、ことわざ、パーカッションの歴史と起源、使用法、そしてパワーにまつわるものを集めるのを手伝ってください。見つけたものはなんでもかまわないから送ってください。
グッド・ラック。よろしく。
ミッキー・ハートより(本書より引用)


このメッセージは旅の始まりの頃、がむしゃらな資料集めの一貫として、友人たちに送られたもの。

この旅が半端なもんじゃない。文献を読みあさって太古の洞窟からアフリカの砂漠へ、神話学者J・キャンベルと出会い、語り合い、M・エリアーデのシャーマニズム理論にも心酔しながら、さまざまな祭儀に時空を越えて立ち会い、独自のデータ・ベースを築き上げる。

重要なポイントは、旅の途中のどんな出会いに対しても、ミッキー・ハート自身の感覚と共鳴させ、戯れるようにしながら血肉化していくところだ。

シャーマニズムの研究を進めながら、このテーマについて記述している学者たちのほとんどがドラマーではないということが、僕にはわかっていた。ドラムに乗ってどこへも行ったこともなければ、トランスに入るまでドラムを叩いたこともないのだ。彼らはドラムがシャーマンの活動の中心であることは認めるが、演奏者の視点でパーカッションの音やリズムがパフォーマンスの維持や鍛錬に寄与しているこさまを論じた学者はほとんどいない。
これこそが僕の十八番だった。(本文より引用)


と、述べているが、確かに音やリズムとトランスの関係を、自身の心身の体験として生々しく描いている本はおそらくほとんど無いと思う。

ラストは旅の感動のエンディング。

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タグ : ミッキー・ハート ドラム パーカッション トランス シャーマニズム 1970年代

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ミッキー・ハート02★CD012
2008/10/05 01:56 [Sun]
category:CD/DVD
ミッキー・ハートの続き。
ミッキープロデュースのバリ島音楽CD3枚組み。

Living Art, Sounding Spirit: The Bali SessionsLiving Art, Sounding Spirit: The Bali Sessions
(1999/06/08)
Various Artists

商品詳細を見る


サブタイトルはセッションだけど、ミッキー・ハートとセッションしているわけではない。
デンパサールのSTSI(the State College of the Arts=インドネシア国立芸術大学)の I Wayan Dibia氏の協力で収録したバリ島のさまざまなガムラングループの演奏。

I'm a percussionist,and this is rhythum-based music.
These recordings are an extensions of my lifelong interest in tuned percussion ensembles.(ライナーより引用)


Disc 1,2,3は、伝統的、近代的、実験的(正直なところ、バリの音楽は楽器や編成の違いは分かっても、時代・地域的な違いはさっぱり聞き分けられないのだけど、まぁまぁ・・・)のような感じでカテゴライズされている。

Disc1
3名程度(?)の小編成ガムランによる伝統的な技法を使った演奏や、スリン合奏、ゲンゴン(口琴)のソロ、大迫力のジェゴグなど。聞き応え十分。何度聞いても楽しめる。

Disc2
ジョゲ・ブンブンの音楽2曲とケチャが54分も収録されている。
さすがにケチャは途中でギブアップする・・・こともある。

Disc3
3人のバリ人作曲家による、実験的なガムラン音楽3曲。
実験的とは言え、感覚的に十分楽しい。理屈っぽく聞くこともできるのかもしれないが・・。


この収録は、雑音の入らないよう十分に考慮された夜の講堂で行われたらしい。音が収録の邪魔になるからと扇風機も切って、蒸し暑い中で収録。ダンスとセットの音楽を演奏するグループは、ダンサーもやってきて踊り、汗の水溜りができたという。

他にもミッキー・ハートプロデュースのインドネシア音楽系アルバムがあるようなので、また追々。

曲目リストは以下。

-- 続きを読む --

タグ : バリ島 ガムラン ミッキー・ハート

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ミッキー・ハート03★Movie027
2008/10/08 00:10 [Wed]
category:Movie
ミッキー・ハートは、『ドラム・マジック』(参考・過去記事[ミッキー・ハート01★Book024]出版後(原書出版は1990)、以下の本を上梓している(未読)。

同タイトル、ジャケ画で、有名なパーカッショニスト(ザキール・フセイン、アイアート・モレイラ)が参加するCDも(未聴)。

Planet Drum: A Celebration of Percussion and RhythmPlanet Drum: A Celebration of Percussion and Rhythm
(1998/08)
Mickey Hart Fredric Lieberman

商品詳細を見る


『ドラム・マジック』はこの本の長い長い前書きだそうで、『ドラム・マジック』中で書かれているパーカッション・データベースの写真を多様した、まるで専門書のような本らしい(翻訳はまだ?)

ミッキー・ハートは、世界で唯一のドラミングによるトランス、シャーマニズムの何たるかを体得している民族音楽学者といえるんじゃないかと思う。

ミッキー・ハートの映像は、YouTubeにもたくさん上っている。

Global Drum Project featuring Mickey Hart and Zakir Hussain

ミッキー・ハートについては、今後も折にふれ書いてみたいが、最後にミッキー・ハート前掲書に記載されていた、ミッキーのスーフィーの師、イナヤット・ハンの言葉を引用。

音楽を聞くにはいろいろな道がある。技術の道においては、テクニックを向上させより良き音楽を愛でるようになった者は、レベルの低い音楽に不快感を感じる。しかし霊的な道がある。それはテクニックとなんら関係のないものだ。ただ自分を音楽にチューンするのだ。



タグ : ミッキー・ハート 民族音楽学

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旅の芸人01★Movie028
2008/10/12 00:11 [Sun]
category:Movie
極めて普遍性は無いと思われるのだけど、個人的なアジアへの好奇心は、旅の芸人(見世物小屋、ジプシー、サーカス等々)とどこかでどうにか密接に絡まりあっている。

1995年に亡くなった、安田里美さん。最も有名な芸は人間ポンプ。
数個の白黒の碁石を飲み込んで、思いのままに色分けして出してみせたり、金魚を飲み込み、口から釣り糸をたらして生きたまま釣ってみせたり・・・

こちらの映像は、ガソリンをゴクゴク飲んで、一気に道火に拭きかける芸。


見世物小屋

安田里美さんが社長を務めた安田興行社の「秩父夜祭り」興行を内側から記録した作品の一部。

全編は、日本やアジアの民俗学的資料を、映像人類学の視点で捉えたドキュメンタリー作品にして紹介する、「ヴィジュアル・フォークロア」でDVDが販売されている。

■見世物小屋 ~旅の芸人・人間ポンプ一座~
【DVD 1時間59分】
個人視聴用  定価 12,600円(消費税込)


詳しくは 「ヴィジュアル・フォークロアHP」へ。

安田里美さんについて、また後日。

タグ : 人間ポンプ 安田里美 ビジュアル・フォークロア

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旅の芸人02★Book025
2008/10/15 00:30 [Wed]
category:Book

たとえば、の計算である。安田さんが人間ポンプを舞台で演じ始めたのが1950年として、それから45年間、1年365日のうち約3分の1、120日を舞台に立ち、1日平均10回人間ポンプを演じたとしよう。安田さんが生涯に火を吹いた回数は、108000回というべらぼうな数字になる。(本文より引用)


安田里美
見世物稼業―安田里美一代記
鵜飼正樹・著 2000年 新宿書房

1988年から1995年に安田里美さんが亡くなるまで、岐阜県大垣市の自宅や興行先で、安田さんの生い立ちから見世物小屋全盛期の頃、出し物の数々、芸についてなどの聞き書きをまとめた名著。安田さんの語り口をそのままにした文章は、著者の安田さんへの深い愛情とあいまって、TVのドキュメンタリー番組なんかの数十倍のリアリティで迫ってくる。

首から下がヘビだとか、クモだとか、腰から下がタコ娘やとかいうてみんなやっとるのは、あれはネタモン。テッカリモンやわな。テッカリちゅうたらガラスのこと。電球のこともテッカリちゅうたわな。ガラス使って、テッカリを使ってやるんやな。クモ娘でもそうやし、みなテッカリモンや、全部。(本文より引用)


安田里美という芸人が時代をどう生きたか。安田里美という芸人を通してみた戦前、戦中、戦後の日本。さまざまな芸を習得していく様子や、出し物の仕掛けをオリジナルで考案する話しも面白かったが、終戦後、マジック、五丁椅子、一丁ブランコ、人間ポンプ、気合術などの演芸で、学校まわりをしていたという話も興味深い。

保護者用の割引券をつけた入場券を、学校でさばいてもらって、昼は子ども、夜は保護者と連日の大賑わい。教育委員会から感謝状まで出たことがあるという。病院の慰問で火吹きの芸まで披露したというから驚きだ。

当時は、まだ、多様さを当然として受け止めていたからこそ。
そして、誰もが芸に何かを変える力を認め、芸人との正しい接し方を知っていたからこそ。
だと思った。

旅の芸人、もう少し続く。

タグ : 安田里美 人間ポンプ 見世物小屋

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旅の芸人03★TP020
2008/10/20 00:29 [Mon]
category:Time & Place
『見世物稼業―安田里美一代記』(鵜飼正樹・著 2000年 新宿書房)の中で、もう一つとても気になった箇所がある。

マキツギ 「蛇女」の看板絵

安田里美さんは、ヘビを食べる芸(マキツギ)の話で、次のようなことを言っている。

このマキの荷物(出し物)はね、三年なら三年、二年なら二年、年を切ってやらなきゃいかんの。アラガミさまにお願いをして、とにかくたとえば、三年なら三年ね、ひとつ、巳(み)ィさん、もうけさしてくださいと。かならず三年の今日なら今日、たとえば二月の十七日なら、三年目の二月の十七日が来たらかならずね、供養してやめますからつって、年を切ってやらなかったらダメ。ほんで、三年目の二月十七日が来たら、あるだけのマキを、全部、きれェにふいて、卵飲ますかお水でも飲まして、ほんでダァーッと全部逃がしてやって、中に入っとるお客さんに、袋何でもええからアメ玉でも袋に入れて、みんなにパァーッと配って、供養して、ほんでやめなかったらダメなの。あんなん、ズルズルベッタリやっとったら、今に絶対に、あのう、あれ(たたり)がくる。(前掲書より引用)


超自然な力を芸という商売に利用させてもらっているのだという確かな感覚が感じられる。

また、マキツギには独特の「タンカ」(呼び込みの口上)がつけられる。たとえば

生まれましたのは、東北でございます。(中略)不思議なことに幼いときから、虫のせェか、疳が強かったのか、煮たもの焼いたものはいやだというて食べない。ひまさえあれば、裏の山や田んぼに出ては、きたない虫をとって食べておった。・・・


嘘か本当かということではなく、芸の発生の背景に想像を超越しつつ、その世界の時間と空間を共有できるようなエピソードがストーリーとしてあることが前提なのだ。

以前、中沢新一氏が折口信夫さんの思想に言及した著書から、折口さんが芸能者というのは、古代的な「まれびと」の思考をいき続けていた広い意味での「貴種」に属する人々で、あらゆる芸能が、本質においては「この世」と「あの世」を行き来できる怪物(モンスター)であり、不穏なものだと、説いているというところを引用したことを思い出した。[過去記事:古代から来た未来人★Book019

旅の芸人、もう少し続く。

タグ : 安田里美 マキツギ 折口信夫 タンカ

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旅の芸人04★CD013
2008/10/26 01:29 [Sun]
category:CD/DVD
安田里美さんの芸の話から、折口信夫の「あらゆる芸能が、本質においては「この世」と「あの世」を行き来できる怪物(モンスター)であり、不穏なもの」という話を引いた。
それに近いことを、ビクターのレコード・ディレクターで、1970年代に『小沢昭一のドキュメント日本の放浪芸』シリーズなどを手がけた市川捷護氏も言っているよと教えていただいたので読んでみた。

でも芸ってそういうものだと僕は思うね。怖がらせないとダメ。やってくれって喜ぶ人もいるけど、そればっかりじゃ食えないから、中には脅かして強引に芸をやる(笑)。そして金をもらう。これこそ芸能の本質ですよね。歌を聞いていいとかよくないとか思う時、もちろん感動するのが根本ですが、ちょっと危ないな、危ういなと思えるところのあるものの方にひかれます。ちょっと神経にひっかかるというか、ザラザラしてるというか。そういうのが無くなった芸には関心がない。それは全てのことに言えますね。今あまりにもテレビの世界、新聞雑誌もそういうのがまるっきりない。つるつるですよ。(以下掲載書内インタビュー「芸能の血脈を遡る旅」インタビュアー:大熊ワタル、東琢磨より引用)


音の力―ストリートをとりもどせ音の力―ストリートをとりもどせ
(2002/08)
De Musik Inter編 インパクト出版会

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その市川氏が2002年にプロデュースしたのが以下。ジプシーへの関心から、以前、偶然に購入していたのだけど・・・何だか面白いことになってきたなぁ。

ジプシーのうたを求めて~沙漠に生きる漂泊の芸人たち(インド・ラージャスターン州)ジプシーのうたを求めて~沙漠に生きる漂泊の芸人たち(インド・ラージャスターン州)
(2002/04/24)
民族音楽ジャイサルメール芸人村の楽士たち

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タグ : 市川捷護 ジプシー 安田里美 小沢昭一 1970年代

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お二方の対談★Topics007
2008/10/26 02:37 [Sun]
category:Topics
植島啓司先生と鷲田清一先生の対談があった。
(過去記事で告知[あのお二方が!!★Topics006]

テーマは、「生と死をめぐる今日的問題をどのように理解すべきか」

かつて、某大学哲学科の同じ専修コース(倫理学及び宗教学専修)で教鞭をとられていた旧知。久しぶりの対面に抱き合うほど仲が良いこともあり、あらたまって公開対談となると、お互いに非常に緊張しておられるようだった。

誰もがあたりまえのように「私は●月●日に生まれました」というが、この「生まれる」とい言葉が日本語独特の受動態表現であることに、日本人の本来的な死生観が潜んでいる?というような話題で鷲田先生が口火を切ったのだけど、そこから話題は本来は宗教が請負う領域にまで医療が拡大していることの問題や、死=負け、終わりという19c以降の思想により、死の祝祭性がなくなったことなど、お二人の専門領域(宗教人類学と哲学)を交差しながら話題が飛びまくったわけで・・・。1時間半では到底語れませんよね。
サービス精神旺盛なお二人の間に「聞き手」を入れて、シリーズ化に期待。

植島先生の近著はすでに過去記事で紹介済み。→過去記事:[賭ける魂★Book011] 
鷲田先生の最近著は未読ですが、以下。
大人のいない国―成熟社会の未熟なあなた (ピンポイント選書)大人のいない国―成熟社会の未熟なあなた (ピンポイント選書)
(2008/10)
鷲田 清一,内田 樹

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タグ : 植島啓司 鷲田清一

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アジアン・ニット帽★雑貨025
2008/10/31 01:06 [Fri]
category:Pasar1(雑貨)
冬のアジアン・エスニックはニット小物もいいと思う。
・・・年配の方にプレゼントしても非常に喜ばれるのだけど・・・。


アジアン/ネパール/雑貨 手編みニットベレー 2,100 円(税込)


ネパール☆手編みウール100%ニットぼんぼんキャップ 1,700円 (税込)


ネパールRowシルク・イージーハット 2,400円 (税込)


マフラー付きウールハット 2,400円 (税込)


ネパールあったかフラワーヘアバンド 1,200円 (税込)

タグ : ニット帽 ネパール

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