吉野金峯山寺の三大行事の一つ[蛙飛び行事★SF004](過去記事)が今週月曜日(2008年7月7日)に行われた。(今回はオリジナルMovieです)
蓮取り行事〜蓮華会蛙飛び行事
蛙が主役だと・・・ 最近知ったのだけど、みうらじゅん氏の「とんまつり」探訪のきっかけとなったというこの行事。(とんまつりJAPAN―日本全国とんまな祭りガイド (集英社文庫) )蛙を主役に見ると確かに「とんまつり(とんまなまつり)」であるが、そもそもは役行者が感得した修験道独特の本尊・金剛蔵王大権現に蓮の花を献ずる儀礼。
吉野の山伏たちは朝、奥田(奈良県大和高田市)の捨篠池まで蓮を取りに行き、それを金峯山寺の蔵王権現に献じた後、翌早朝から山上ヶ岳に奉献入峯しに行く。一連の儀礼の途中、金峯山寺で行われるのが蛙飛び行事というわけだ。
Movieはかなりショートしたが・・・ 実際のタイムテーブルはこんな感じ。
午前10時:奥田で蓮取り。その後山伏は役行者の母・刀良売ゆかりの地を回る 午後0時過ぎ頃:捨篠池畔の弁天神社で護摩を焚いたりで13時頃→山伏吉野へ 午後1時頃:吉野では、蛙を乗せた神輿が出始める 午後3時頃:蓮を届けにきた山伏一行と蛙神輿が合流 午後4時頃:金峯山寺蔵王堂前で蛙飛び行事 午後5時頃:またまた護摩を焚き、修了は18時頃 山伏たち、翌朝から山上ヶ岳へ
なぜ蛙飛びなのか・・・ その謂れについては[蛙飛び行事★SF004](過去記事)にも引用を書いているのでご参考いただければと思う。ちなみに朝日新聞に掲載されていた謂れは異なっている。
「蛙飛び」は、平安時代の白河天皇のころ、蔵王権現を侮辱した罰で大鷲にさらわれ断崖の上に置き去りにされた男を、修験者がカエルの姿に変えて蔵王堂に連れ帰り、僧侶の読経で人間の姿に戻したという故事による。[朝日>奈良版 2008年7月8日] Movieにも入れているが、最後に山伏が見守る中、蛙は被り物を取ってもらって人間に戻るので、ストーリー的には朝日新聞引用のモノが近い(出典書けよ!)。いずれにしても蛙飛び行事は、咲き誇る蓮を厳かに供える儀式の中では、かなり唐突な印象。確かに蓮に蛙ちゃんは似合うけど・・・
<とりあえず疑問というか、気になること備忘録> ・役行者本人ではなく、母・刀良売に関連する儀式? ・大和高田市奥田というところ ・7月7日 ・なぜ蓮か?修験道と蓮?シンボル? ・なぜ蛙か?修験者と蛙?薬?シンボル? ┗不老不死 ┗フジイ陀羅尼助丸 三つ足蛙 ┗がまの油/ 蟾酥(せんそ)/toad licking ┗蛙になった王子
テーマ:神社仏閣 - ジャンル:学問・文化・芸術 タグ : 吉野 金峯山寺 蛙飛び行事 蓮取り行事 山伏 大和高田市奥田 役行者
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