アジアの好奇心~KajengKliwon
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ププタン★Book013
2008/07/23 14:33 [Wed]
category:Book
人、モノ、時間、空間の繋がりが希薄すぎる。というのはこの本のことではないのだが・・・。

ププタンププタン
(2001/12)
東郷 隆

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欧米がアジアに侵略した時代。日本人はアジアとどう関わってきたか。初めて読んだ作家さんだったが、「博覧強記の歴史・時代小説家」と言われているそう。アジア歴史奇談短編集。

タイトルのププタンは、1906年、バリ島バドゥン王がオランダへの降伏を拒んで大砲の前に身を投げ出した事件が題材。(参照:ネット上で、ププタンについて最も詳細と思われる記載はこちら、「大槻重之著>インドネシア専科>ププタン広場」)

ストーリーは、日本に亡命したインド人商人が、僧侶とともに家を訪ねてきた作家に、かつて、バリ島で目撃した「ププタン」について語るところから始まる。
マハーバーラタに出てくる最終兵器を、19世紀後半に登場した機関砲「ノルデン」という兵器にシンクロさせて、ヒンドゥの世界観を持つバリ島民が「ノルデンが来る」と精神的に追い詰められるくだり。個人的に、死と引き換えになるような世界観も、兵器の怖さの実感も無いので???となったのだが、「ププタンは人の死の神聖さによって、神の存在と己を合体させる試みであり、アジア独特の貴い心」とする部分には共鳴。

この作家さん、武器の専門家でもあるそう。本作には他に上海、シャム、トルコ、満州、エチオピア、チベットを舞台にした物語も所収。

ということで、何を言いたいかというと、ププタンに見るバリ人の死生観を意識しながら、バリ人と接するという人はいないと思う。また、日本で「神の存在と己を合体させる試み」なんてことを口にせずとも心のどこかで意識していれば、狂人、変人扱いだろう。わずか100年でどうしてここまで人、モノ、時間、空間の繋がりが希薄になってしまったのか。
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タグ : バリ島 ププタン 東郷隆

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