アジアの好奇心~KajengKliwon
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コバルビアス評伝★Book015
2008/07/24 14:47 [Thu]
category:Book
以前の記事で、コバルビアスの評伝はあるのか?[元祖・バリガイド★Book004]と書いて、永渕康之著『バリ島 』(講談社現代新書)を読み直していたら、いくつかあるようだったので書いておこうと思う。

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永渕氏は、著書『バリ島』の中で、コバルビアスをあまりいいようには書いていない。誤解を恐れずに個人的に読み取った印象で言えば、「植民地統治を批判しているくせに、政治的な部分をしっかり読み取れなかった脳天気な人。それどころか、自分の利益のためにバリ島イメージを利用した人。アーティストでありながら、なまじ民族学的な観察・言及ができただけにたちが悪く、そのせいでバリの観光化に拍車をかけた人」的な言い方をしている。
たとえば・・・

 コバルビアスは、(著書『バリ島』のなかで)バリ文化の最も本質的な核心部分を描きえたと信じていた。そしてそれを描き出すことによって植民地主義の根本的な不要性を証明できたとも信じていた。だが、彼が本質的と考えたバリ社会の姿は植民地政府が考えていた姿を反復していた。そのバリ社会の本質をもとに、政府は実際の統治体制を組み立てていたのである。
 コバルビアスの植民地主義への攻撃は、だから表面的な批判に終わってしまうのである。植民地統治がバリ島に住む人々の生活の何を変えたかに彼はあまり注意を向けなかった。しかも、バリ社会の本質を理想化する美学と植民地統治が結びついていたことを彼は理解していなかった。バリが植民地統治下にあったという誰の目にも明らかな事実が、こうして『バリ島』から消えたのである。(永渕康之著『バリ島 』(講談社現代新書)より。※( )内補足引用者)


この批判というか、当時の読み手を何だか軽視しているような、何ともいえない結論・・・。個人的には、非常に感覚的な部分で全く合点が行かないので論理的に反論したいけど、評伝、洋書・・・ハードル高いな~。
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タグ : バリ島 コバルビアス 永渕康之

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この記事に対するコメント

25,6年前、バリの音楽に興味を持つうちに、
文化人類学者の山口昌男のバリの人々の精神生活を
解き明かした論文を読んで、バリに魅力を感じた時期が
ありました。『両義性の人類学』そんな本だったように思います。
はっきりしません。

私は海には行かず、山の国ネパールに行き、生活しているうちに
バリは、観光地になり、行く機会を失ってしまいました。
【2008/07/27 23:14】
URL | ひかるの #.bUgN.og [ 編集 ]

ひかるの様
ご訪問、コメントありがとうございます!!

ブログ、いつも読ませていただいています。美しい布の紹介もすばらしいですが、ひかるのさんのように、ネパールやタイの現状を第3者の目で、過去、未来も見据えながら記録し続ける作業が、ぜひバリでも必要かと常々思っています。

山口昌男著『文化と両義性』かもしれません。
山口昌男さん、1970年代に頻繁にバリに行かれているようです。バリ語を学んでいないからという理由で、人類学的調査は一切されなかったようですが、井上ひさし、大江健三郎、原広司、中村雄二郎、中上健次などを巻き込んで、日本のアカデミズムにバリブームを持ち込んだのは山口昌男さんのようです。(正確ではないかもしれませんが・・・)

私は、ネパールに行けそうな機会は何度かありましたが、未だ行けず。いつか必ず行きたいと思っています。
バリは確かに完全に観光地化しているところもありますが、刻まれた時間の重さや営みの空間に対する意識は、人々の中でまだ崩れていないように思います。

またのお越しをお待ちしています!
【2008/07/28 01:26】
URL | trance trance #mUq88ZHE [ 編集 ]


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