前回に引き続き洞川。天河大弁財天は何度かブログに書いているものの、敷居が高いというか、多くの人が「パワースポットだ」というわりに、自分は残念ながら何も感じることができないので正直なところ少々苦手である。手放しで「良い」と思えないのはそういうところに理由があると思われるのだけど、洞川は「ここに入るだけでも来るだけの価値がある」というスポットが・・・
洞窟めぐり 洞川で、おそらく一般の人が入れる洞窟は4つ。
1.面不動鍾乳洞 洞川温泉駐車場やバス停から最も近い。入り口までは徒歩でも行けるが、林道用モノレールに乗るのもまた楽しい。
2.蝙蝠(こうもり)の窟 前回書いたエコミュージアムセンターから歩いて5〜10分。
3.蟷螂(とうろう=かまきり)の窟 蝙蝠の窟と並んでいる。
4.五代松鍾乳洞 蝙蝠窟、蟷螂窟から歩いて10分〜15分。名水「ごろごろ水」の水汲み場(兼駐車場)からすぐ。 こちらは入り口まで林道用モノレールに乗らないと行けない(2008年8月現在)。
入るだけで精神的に不安定になり、五感が混乱してしまうのは3の「蟷螂の窟」。 入り口はこんな感じ。

受付のようなところで、おばさんに入場料300円(蝙蝠窟と合わせて)を支払って、懐中電灯を借りて入るのだが、驚くほど冷たい風(まるで冷凍庫を開けた時のような)が洞窟内からサァ〜っと流れ出てくる。 内部はこのようになっている。

真っ暗でヌルヌルとした石の上を腰をかがめて移動しなければならない。その腰をかがめたしぐさが「かまきり」に似ているから「蟷螂窟」と言われるそうだが真偽のほどは不明。とにかく、壁や天井はどこもしっとりと濡れており、懐中電灯の光も視界のみをわずかに照らすだけ。もし電池が切れようもんなら発狂しそうだ。冷や汗をかいた体が、冷気でどんどん冷えていく。
というわけで、洞窟探検と楽しんでおれたのは一瞬。上の見取り図の「賽の河原」あたりでギブアップ。 どこまで続くか分からない闇というのはそれだけで恐怖なのに、水の滴る音のみが聞こえてくる中、アップダウンのある細い窟内で体を縮めて歩くというのは、普段使わない知覚が働くのか、ありえない連想を次々としてしまう。役行者が修行をしたと言われているそうで真偽のほどは不明だが、あの中にしばらく居れるというだけで、強靭な精神力を想像させるので武勇伝としては成立する。外に出た時の明るい日差しと暖かい空気を感じて、再生したような気分も少し味わえる。
2.の蝙蝠窟の入り口はこんな感じ。左端に写る川にかかった橋(スロープ)から洞窟に入る。

蟷螂を体験した後なので、蝙蝠の方は軽く進める。写真中央あたりに役行者像あり。蝙蝠窟と言うだけに、蝙蝠もいるにはいるらしい。アップダウンはあるものの、外部に開けている箇所もあり恐怖感はそれほどない。

こちらが、蝙蝠窟の遠景。ここまで来たら、河鹿の滝と五代松鍾乳洞も近い。

河鹿の滝。
このあたりの近くまで車でアクセスするなら、「ごろごろ茶屋」の駐車場(有料)が便利かと思う。
洞川にはまだまだスポットはたくさんあり、未踏のところも多いのだけど、今回は残り少ない夏休みに親子でも楽しんでもらえそうか?と思うところにしてみた。 各スポットの位置関係は、洞川の街のどこででももらえる「天川 洞川温泉ぐる〜りマップ」が詳しいのだけど、とりあえずは洞川温泉観光協会HPにもマップあり。
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