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洞窟には何がある?★Book018
2008/08/23 23:19 [Sat]
category:Book
洞川の蟷螂窟に入ると五感が混乱して、精神的に不安定になり、ありえない連想をしてしまうと書いた。[過去記事:洞川には何がある?02]。でも入場料を支払って入るような観光スポットなので、個人差はあれど本来は恐れることは無い。

しかし、なんだか得たいの知れない怖さが漂うのには、たとえば内部に「賽の河原」だとか、「役行者の隠れ岩」だとか「弥勒の渕」などと、名前がついているところにもあると思う。他の洞窟でも、そのような名前や、あるいは鍾乳洞の形状などにちなんで「●●富士」「蛇の●●」など、自然あるいは超自然的というかシンボリックなモノを連想させる名前がつけられているところが多いように思う。

何も見えない闇に名前がつけられると、たとえば「行者はよくもこんなところで修行したなぁ・・・」とか、「この”賽の河原”を超えたら、もしかしたら戻れなくなるんじゃないのか」と、その真偽を超越して脳が勝手にイメージを描き始めるから面白い。

この名前をつける行為がどうこう言いたいのではないんだけど・・・そもそも名前をつけたのなんて、たかだか数十年ぐらい前ではないかと想像される。そうでなくとも役行者は634年生まれと言われているから、せいぜい1300年ほど前のこと。洞窟はそれよりずっと以前、それこそ先史時代からそこにあり、先史時代の人が描いたであろう壁画が残るところも世界にはある。そんなものを実際に見たら眩暈に襲われるであろうと想像できる。

洞窟はフランス語で「la grotte」。

洞窟へ―心とイメージのアルケオロジー洞窟へ―心とイメージのアルケオロジー
(2001/07)
港 千尋

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本書の中で、著者は自身の洞窟趣味(グロテスク)には「イメージの起源」からイメージのみならず何らかの「起源(アルケー)」を見たいという強い欲望が働いていると内省する。
個人的には知識が及ばないところも多く、サッササッサと読める本ではなかったので、要約は以下、アマゾンの商品説明引用。

先史時代の洞窟は人間の脳である-。認知考古学をもとに洞窟壁画の秘密に迫るとともに、旧石器人の心の進化のプロセスを解明した画期的な洞窟論。アンドレ・ルロワ=グーランのエッセイ、「ガルガスの手」を巻末に訳出。
-----目次-----
1.海底洞窟の驚異
2.プロジェクションの神話
3.ネガティブハンドの謎
4.記憶のシステム
5.脳と洞窟
6.美しき動物たち
7.変身の力


と、ワクワクする内容ばかりなのだが、感覚的にはまだ8割ぐらい未消化。とりあえず、「トランス」、「シャーマン」への関心から、後半で紹介されているシャーマニズムと先史芸術の関係に関する研究の紹介が興味深かった。興味の部分がうまくまとまるかどうか分からないけど、備忘録的に書いておこうと思う。

サン族の岩絵や世界各地の旧石器時代の芸術に現れる幾何学模様が、いくつかの内在光(瞼を軽く押さえたときに現れる燐光や、覚醒時に見られるのグリッドやドットやジグザグ)のパターンにまとめることができるというもの。そして内在光のパターンというのは幻覚へ移行し、サン族のシャーマンは、内在光のパターンを岩の表面に「見る」ことができ(第1段階)、卓越したシャーマンは内在光のパターンから別のパターン(意味を持つイコン)を想像でき(第2段階)、最終的にシャーマンはトランス状態のなかで、表象を超えて動物そのものになる(第3段階)。サン族の岩絵にしばしば描かれている半獣半人は、この第3段階のシャーマンの状態を示している。そして、この1~3段階のイメージのすべては旧石器時代の洞窟画や岩絵に見られる。

先史時代から歴史時代への連続を真に担っているのは人間でも動物でもなく、「魔術師」すなわち「変身するもの」ではなかったという眩暈のするような衝撃を受ける。(本文より)


やっぱりまとまらん・・・読み直してまた後日。
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タグ : 洞窟 港千尋 トランス シャーマン

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