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TAOISM ART★TP025
2009/09/22 00:02 [Tue]
category:Time & Place
過去記事で書いた「道教の美術」展@大阪市立美術館がいよいよスタートしたので早速行ってきた。
(過去記事:道教の美術展★Topics011
図録1
こちらは図録の表紙デザイン①

「道教の美術 TAOISM ART」
会期:2009.09.15~10.25
会場:大阪市立美術館


作品保護のため、絵画作品を中心に途中大幅な展示替えはあるものの、国宝・重要文化財約50件を含む約330件の「道教美術」がずらりと並ぶ。

展覧会に関する詳細は、公式サイトがあるので、そちらを参照いただきたい。
道教の美術展公式サイト

さて、展覧会は次の12章で構成されていて、どのコーナーもユニークな展示。

[1 中国古代の神仙思想]
[2 老子と道教の成立]
[3 道教の信仰と尊像]
[4 古代日本と道教]
[5 陰陽道]
[6 地獄と冥界・十王思想]
[7 北斗七星と星宿信仰]
[8 禅宗と道教]
[9 仙人/道教の神々と民間信仰]
[10 道教思想のひろがり]
[11 近代日本と道教]
[12 拡散する道教のイメージ]

たとえば、[2 老子と道教の成立] 。鼻毛のあふれた老子像(図録表紙左下)を抜けたコーナーには、後漢、北魏時代の石碑の紙本墨(朱)拓が、現代アートのようにある意味無造作を装って掲げられている。

また、時代の変遷とともに形や持ち物が変わる尊像が、モーフィング映像を見るように配置されていたり・・・([3 道教の信仰と尊像] )。

安倍晴明に代表される陰陽道に取り入れられた道教的要素をさまざまな角度から紹介する[5 陰陽道]は観覧客が最も溜まっているコーナーなんだけど、ここでは、足元に式神が走る有名な安倍晴明像の迫力もさることながら、平面におかれた呪符が、まるで新鮮なタイポグラフィーのよう。

[6 地獄と冥界・十王思想] に次々と登場する像はどれもドラマティックな背景や形相で、こんな奴が登場するアニメやゲーム、あってもいいよなぁ・・・と思わせる。

つまり、いわゆる仏教美術、キリスト教絵画なんていうと「見方がわからないとダメ」的な堅苦しさがあるが、道教美術は、美術の一ジャンルとしてこれまで扱われてこなかっただろうから、「どう見たっていいよ」的開放感で楽しめる工夫があちこちに凝らされている。・・・ように個人的には感じた。

とはいえ道教って何?のある程度のガイドラインをもって見るともっと面白いと思うのだけど、「道教とは・・・」一言で言うと公式ページには以下のように書かれている。

道(タオ)を説き不老長寿を究極の理想とする、中国でうまれた宗教です。

つまり、どうやったらいつまでも若く、美しく!できれば病気もしないで長生きできるか?が究極の理想ということか。場合によっては、「不老不死」までも説いているからとんでもないのだけど・・・。その究極の理想の答えや方策を自然に、あるいは超自然の中に貪欲に求めた圧倒的な想像力と創造力の産物。さわやかなグロテスクというか、すました顔してとんでもないことを言い出す大胆さというか・・・アジア独特のいかがわしさを楽しむというのも決して間違いではないと思う。

と、なんだかユニークがウリの展覧会のような書き方になってしまったが、もちろん今後、道教美術というジャンルが築かれていくうえでの重要な礎となる展覧会であり、今後、これだけの物量の道教関連の美術品が一堂に会することはないのかもしれない。

学芸さんに敬意。

ということで図録は充実した解説がついて408頁(重さ1700g、2500円)。そして、上の画像のカバーは三井記念美術館でも売られていたかと思うのだけど下のブラックバージョンのカバーは大阪会場限定。漆塗り風の光沢がこれまたなんとも怪しく美しい。(中は同じ)
図録2
図録の表紙デザイン②
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タグ : 道教の美術 TAOISM 大阪市立美術館 図録 不老長寿

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