アジアの好奇心~KajengKliwon
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吉野には何がある?01★SF003
2008/05/13 10:21 [Tue]
category:Space&Faith(奈良)
吉野のアイコン
吉野の一般的なアイコンはおそらく「桜」だが、個人的には「山伏」「白装束」「法螺貝」でもいい。ということで、金峯山寺(kinpusenji)。寺の山号は国軸山。文字通り国の中心となるところという意味、アクシス・ムンディ

kinpusenji

電車ならロープウェーの吉野山駅から、車なら下千本の駐車場から、吉野葛や柿の葉寿司、陶器などのお土産モノ屋をひやかしてフラフラと歩いていくと、山のように聳え立つ仁王門から蔵王堂の姿が現れる。

草創は1300年以上前に遡り、役行者が熊野から大峯山に入り、金峯山の山上ヶ岳で「蔵王権現」を感得し、その姿を山桜の木に刻み、山上ヶ岳と吉野山の2ヵ所に祀ったことによるとされている。この寺に惹かれる理由の一つは修験道というか、山にある独特の信仰の形への好奇心から。

  

(左)木彫仏像蔵王権現立像4寸ツゲ彩色 33,600円 (税込)
(右)木彫仏像役行者岩座12.5cm白檀 84,000円 (税込)
こだわり仏像専門店ー栗田貿易

大峯奥駆修行
ここ金峯山寺吉野からの大峯奥駆修行のスタート地点である。

他でも何度か引用している植島啓司氏の著書で大峯奥駆修行については、天河の母性原理と比較して次のように言及されている「それゆえか、大峯山では、修験の訓練場所によって身体の各部位を次々と覚醒させていく、きわめて意識的なプログラムが組み込まれている」(『聖地の想像力―なぜ人は聖地をめざすのか (集英社新書)』)

どういうプログラムか?

吉野から熊野までの行程は170km。その間、2000m級の山々の尾根道を踏破する。大峯奥駆は修験者(山伏)にとって最も厳しい修行であるが、一般の人も選考に通れば参加できる(ただし、女人禁制)。ただ歩き通すだけでなく途中、75箇所ある「靡(なびき)」と呼ばれる聖なる場所に祈りを捧げたり、各所でさまざまな修行プログラムが用意されている。今年は6月17日~22日に行じられる予定だそう。

以下のプログラムは金峯山寺HPより引用。

1日目
午後集合 道中安全祈願・護摩供修法
東南院にて入浴、食事、結団式
2日目
2時半起床 3時半出発
徒歩約10時間かけて山上ヶ岳へ
山上ヶ岳表・裏行場修行,東南院山上参籠所にて宿泊
3日目
2時半起床 3時半出発 徒歩にて小普賢岳,大普賢岳,
行者還り岳等修行,弥山へ(約12時間)泊
4日目
3時 起床 4時 出発.徒歩にて八経ヶ岳(ご来光),両峰分け,
釈迦ヶ岳,深仙宿等修行,前鬼へ(約12時間) 泊
5日目
4時 起床. 4時半 前鬼裏行場へ出発  
8時半 前鬼小仲坊に戻り朝食 9時10分 出発.徒歩にて前鬼口へ
正午 前鬼口よりバスにて熊野本宮大社へ。熊野泊
6日目
熊野を出発吉野
蔵王堂に満行の報告  東南院にて昼食後、解散。


断崖絶壁に逆さ吊り
修行場での身体の各部位を覚醒させるプログラムとして最も有名なのは、2日目の山上ヶ岳表行場で行われる「西の覗き」だろうか?初めての修行参加者が受ける一種の通過儀礼で、断崖絶壁の岩場から頭を下にロープ一本で吊り下げられ「親孝行するか!」「はいっっ!」というような修行が行われるらしい。

信仰の形
信仰の形は「効く」からこそ歴史を刻んでいるのだと思う。バリ島のお葬式の記事[★Movie009]でも気が遠くなるような行程があることを書いたが、逆にその形を止めると「具合が悪くなる」のだと思う。
この奥駆修行もフルコースは、帰りの行程も含めた12日間だそうだが、ハーフでも、まあとんでもない行程で、しかも雨の多い季節。傘の携帯は禁止なので、ずぶ濡れになりながら「懺悔、懺悔、六根清浄」と掛け念仏を大合唱しながら歩き続ける。白装束に地下足袋、法螺貝を携えて。それがおそらく少しずつ形は変えながらではあると思うけど、脈々と続いてきていると・・・

そして金峯山寺から
この信仰の形は何なんだ?なぜここなの?何に効く?山上ヶ岳にはなぜ女人禁制のタブーがある?靡、役行者、蔵王権現とは?・・・大自然や癒し、地球平和といった今風のアイコンや仏教、修験道といった宗教のフォルダ、シックなアカデミズムなどに騙されないようにしながら近づきたい。

超感覚的で申し訳ないが吉野では、まず金峯山寺に行かないと落ち着かなくなっている。
金峯山寺のHPはこちら
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テーマ:奈良 - ジャンル:地域情報

タグ : 吉野 金峯山寺 役行者 大峯奥駆修行 アクシス・ムンディ

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