I Gusti Nyoman Lempad…ヴィッカーズの『演出された楽園』にも名前が出てくる高名な芸術家なんですね…(第4章)
その註(23)によれば、「Lempadの生涯については,次の映画を参照。 John Darling & Lome Blair, Lempad of Bali, Australian
Broadcasting Corporation/Australian National University Production, 1980.
」とあるので、
映画もあるのか…そこで、YouTubeの映像はその一部かと思いきや、
Ring of Fire: East of Krakatoa
http://www.amazon.com/Ring-Fire-East-Krakatoa/dp/B00000I1TH
の一部なのですね。全部見てみたい。
また、Michele Stephenの『Desire : Divine & Demonic』にはこんな記述がありました。
「カラの誕生を表象することは比較的まれで、カマサン(古典的なバリの)絵画に見られるくらいである。たとえば、フォルジュ(1978年、13頁)を参照。有名なバリ人の芸術家ルンパッドによる素描には、ヤコブ・フーイカスの論文(1961年)に再録されているが、シワとウマが片側にカラをつれて牛に乗っている様子が描かれている。フーイカスはかなり異なった解釈をしているが、ミルディアナはルンパッドの素描がカラの誕生を表象していると信じている。
その素描では、カラはカカヨナンを持っていて、この宇宙樹は影絵人形劇の上演の開始を徴づけている。 フーイカス(前掲書、278頁)は、この詳細がルンパッドの奇抜性や書かれたテキストに精通していないことの表れだとみなしている。 ミルディアナの見解は、カカヨナンとはカラの誕生の隠喩であるというものだ。 『カラ・プルナ』のなかの物語によれば、シワとウマは牛に乗って地上に降り、カラがクマラを喰おうとするのを阻止しようとした。それゆえ、ルンパッドの素描はその際の対決に言及しているのかもしれない。しかしながら、わたしにはそうは思えない。というのも、明らかにシワとウマはルンパッドによって官能的な抱擁に描かれており、シワは配偶者の胸や外陰に触れているからである。この官能的な遊戯は、『カラ・プルナ』に描写されているような、カラとその配偶者との邂逅に一致しているのではなくて、明らかに『カラタトゥワ』になかのカラの受胎と誕生について物語に一致している。」
それにしても「Walter Spies and Balinese Art 」は高い…んー
【2008/06/05 23:57】
URL | candoli #rDYI5dHo [ 編集 ]
ありがとうございます Candli様
ご訪問、コメントありがとうございます!!
Ring of Fireは、有名なシリーズなのでしょうか?私もぜひ見てみたいです。ルンパッド翁もいろんな方が言及されているんですね。貴重な和訳、ありがとうございます。
画集は、随分前にバリでRp47,300で買いました。当時とは物価が随分違いますが、今のレートで換算すると1000円切る?!
【2008/06/06 16:36】
URL | trance_trance #mUq88ZHE [ 編集 ]
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