アジアの好奇心~KajengKliwon
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深層バリの音風景★Book007
2008/06/07 17:40 [Sat]
category:Book
サワサワサワサワ
(2003/04)
中川 真/高橋 ヨーコ

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音楽学者・ガムラン奏者中川真の小説と高橋ヨーコの写真のコラボレーション。
先に書いた記事(★Book006)の、『魅せられた身体―旅する音楽家コリン・マクフィーとその時代』の中で、著者が本書を以下のように評していたので読んでみた。

ただ魔術や神秘体験を描くのではなく、音・音楽とのつながりのなかで、音を発したり踊りをしたりするその心身の体験として生々しくえがかれている


本の装丁から、若い読者を意識していると思われるので、小説はバリ島を舞台にしたスピリチュアルな冒険・恋愛小説としてさらっと読むこともできないこともない。ストーリーの中心はバリ島の仮面彫刻家の突然の死。個人的には、その謎を追って、ウブド北の「死者の森」に入ってからの壮絶な音空間とトランス体験の描写が面白いと思った。謎を解く鍵がヌサ・プニダの神話という設定もユニークと思う。

写真と小説の2部構成になっていて、最初は?と思うが、巧妙に音がしのばされた物語と合わせて写真を見ると、なるほどキッチュな盆にのって運ばれてくるコピグラスの音、オダランや夜店のざわめき、突然のウジャン・・・など、バリの音風景が広がる。バリ島に行ったことがない人がその音風景を想像するのは難しいかもしれないが、「UBUD SOUND MAP」なるものが付いているので、そのマップをたよりにすれば初バリでも深層バリの音体験ができるかもしれない。

「学術研究とアートが出会う新しいかたちのコラボレーション」という前提を否定するつもりは全然ないんだけど、個人的には写真にたよらない形で、もっとゴリゴリっとバリの音と心身の関係を描く中川氏の続編に期待。
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タグ : バリ島 サワサワ 中川真 ガムラン

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